季節に合わせて森見登美彦「きつねのはなし」を再読中。
アニメになるような、気持ち悪い恋愛話やコメディ話もすきですが、
この本の、じっとり纏わりつく感じがたまんない!

わっと脅かされるバイオや、しんとした綺麗な零や、
自己の狂気(ちょっと違うか)と向かい合うSHとも違う感じ。
突然のゲーム例えはアレですが、
雨上がりの草むらや、夕暮れの路地の陰から覗かれているような、
湿った息遣いのような怪談。
本に耳元で囁かれているようで、気持ち良くてぞくぞくします。

うんざりするような湿度と温度も、
うまく読書に利用して楽しんでいきたいところ。