金曜の夜から日曜まで、1日半の特急帰省。

駅から出たら、しんとした空気の中をキツネが2匹並んで森に走っていきました。

2時間半前までは東京駅で人に揉まれていたのに、なんか違う世界に来たみたいだなあと、地元なのになんだか新鮮に嬉しくなってしまったのでした。

新潟はもうすっかり涼しくなっていて、稲刈りが終わった田んぼが焼かれ始めていました。
村中が香ばしいような煙たいような、秋のにおい。
すっきりと晴れた空が高く広くて、風に揺れる木の音と虫の音が聞こえるのが懐かしく、小さい頃の縄張りをのんびりぷらぷらと見回りしてきました。
忘れていた匂いや風の感じ、岩の熱や好きだった花の手触りを一瞬で思い出すのは、なんだか流れが止まっていた血管にわーっと血を通すような感覚です。